「オレ」の勇姿

　今日は2007年度の最終戦、ヤクルトVS横浜をハマスタに観に行こうとさとちんさんと約束をしていたけれど、注目の古田選手兼監督は先日神宮にて引退試合を終えてしまったので、消化試合的な感は否めないのだが、雨が降っていなかったのでとりあえず球場へ向かいました。球場に到着してみると案の定、両軍共に見知らぬ名前がスコアボードに並んでいる。

　中盤は点を取り合ったが、まったりしてうたた寝してしまった後の9回表ヤクルトの攻撃で、観衆が突然フェンス際に集まる。ネクストバッターズサークルに古田が準備しているのだ！　古田が打席に入ると両軍のファンから大きな声援が起こる。そして最後の「代打オレ」で見事に左前打を放つ。代走を送られなければスタジアムの興奮は収まりそうになかったが、最後にマスクをかぶっているところを見られなかったのは残念である。それより感動のあまり涙があふれそうになるのを堪えるのに必死でした。

　結局その裏、1アウト後に好投のシコースキーを下げて、「高津劇場」の幕開けかと思いきや、ベイスターズの勢いもここまで。結局ヤクルトが4-3で逃げ切りました。消化試合で見所は少ないかと思ったけど、諦めていた「代打オレ」に加え、結構多くの選手が見れたので満足でした。古田選手兼監督、お疲れ様でした。